こんばんは!よぴっとです!
アラフィフ世代のみなさまでしたら、少なからず不安を抱えてるテーマですよね。
そうです。
老後ですよ。
老後の資金ですよ。
二千万円問題ですよ。
とくに、私のようなバツイチ、シングル、母子家庭、シングルマザーとなったら…
そりゃあもう老後なんて不安しかないです。
そんなタイムリーなテーマをどストレートに描いてくれた映画が公開中ですね〜
これですね。
たまたま、友人となんか映画でも観に行こうよ〜って話になったので、こちらをリクエストしてみました。
あらすじ
※公表されてる内容ではありますが、ネタバレを含みますので読みたくない方はここでページを閉じてください。
いやいや、あらすじ知りたいよ!って方だけどうぞ
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主演は天海祐希さん、草笛光子さんです。
天海祐希さん演じる主婦・後藤篤子はショーウィンドウの高価なハンドバッグを見つめてため息をついていました。
自身の擦り切れたバッグを見比べて、さびしそうにその場を立ち去りました。
夫・章の給料と篤子がパートで稼いだお金をやりくりして、娘と息子を育て上げ、老後の資金をコツコツ貯めてきたはずなのに、老後の資金は夫婦で2千万、いや実際は4千万も必要と聞き愕然としていました。
それもそのはず。後藤家の貯蓄は700万円ほどで2千万円にはほど遠い金額だったのです。
そんなおり、夫の父親が危篤となり義妹から葬儀の費用全額負担を請われ、義母に至っては老舗の和菓子屋の名に恥じない葬儀をとお願いされてしまいます。御香典に期待するも、葬儀場は閑古鳥が鳴き、完全なる赤字。700万円の貯蓄が一気に半分以下になってしまいます。
これだけでは飽き足らず、娘がデキ婚、そしてセレブ結婚式をすると言い張る相手の両親。費用折半にしても多大な出費になりそうです。そんな中、自身のパート先から契約終了をを言い渡され、失業。なんと、ほぼ同じタイミング夫までもが長年勤めたあげた会社が倒産で失業してしまいます。当然退職金はゼロ!絶体絶命のピンチです。
いよいよ草笛光子さん演じる姑・芳乃への仕送りすら捻出できなくなった篤子は、義妹夫婦との話し合いの席で、芳乃を引き取ると口走ってしまいます。しかし、元・老舗和菓子屋女将は、超がつくほどの浪費家だったのです。
およそ公表されている内容はこんな感じでしたので、これくらいにしておきます。
よぴっと的考察
まず真っ先に感じたこと
シアタールームに入って真っ先に感じたことは…
(おそらく映画を見にきて初めての感覚だったと思います笑)
年齢層、高っっ!!
そうなんです。
私たち世代が一番のコアターゲットかな〜と思っていたのですが…
(天海祐希さんと同世代ですので)
実際はもっと年齢層高かったんです。
ぱっと見、私たちよりは10歳以上は上かな?と思われる方が多かったです。
そして、ご夫婦で観に来られている方がほんとに多かったです。
おそらく既にリタイヤされているんじゃないかな?って感じのご夫婦に見えました。
それも、ご夫婦でいつも映画鑑賞を楽しんでいるといったようなちょっと優雅な佇まいではなく…
何かしらの危機感を持った奥さまが旦那さんに声をかけて、かなり久しぶりに劇場に出向いたんだろうなと推測しました。
ちょっとオドオドした様子で、遠回りをしながらようやく席にたどり着いていた様子が印象的でした。
そんなたいへんな思いをしてでも、観に来られたということは…
それだけこの“老後の資金”というテーマの関心の高さが伺えますよね。
おそらく何かしらの答えだとかヒントを求めて、ここにいらしたんだろうなと感じました。
笑いのツボが同じ
こちら、監督は前田哲氏です。
さすがに、よくわかってらっしゃる〜って感じの笑いのセンスで、随所に私たち世代(以上)だからこそ共感できるであろう、ギャグが散りばめらておりました笑
それは、爆笑!!ってほどの大笑いネタではなく、なくてもストーリーには全く関係ないであろう小ネタですので、クスクスクスクス周りから笑いが聞こえてきて絶妙におもしろかったです笑
テーマ的には少し重たい内容だったにも関わらず、もう完全に詰んだよね、これ。って場面でも、どこか安心して観ていられました。
実際は他人事じゃないよ!!ってことばかりだったんですけどね…
幸せの感じ方は人それぞれ
リーマンショックにコロナショック。少子化による高齢化社会。
私たちのようなガチな昭和生まれとしては、子供の頃に思っていた幸せの形と今とではだいぶ変わってきたなって誰しもが思っていると思うのです。
- 1つの会社で勤め上げるのことが何より安心なのか?
- 結婚して子供を産んで育てることが女性の幸せなのか?
- 長男が親の面倒を見るのが当たり前なのか?
- 結婚式や葬儀は派手にやってあげることが本人のためなのか?
- 長いローンを組んでマイホームを手に入れることが人生においての目標なのか?
私たち世代はわりとこういうことが普通の価値観だってなんとなく周囲の大人から言われて育った気がするのです。
実際は、会社なんていつ倒産の危機に立たされるかわかったものじゃありませんし、結婚はすればいいってものではなく、昔に比べ結婚しても離婚してしまう夫婦が本当に増えたと思います。
一人っ子家庭も多くなり、子供に老後の負担はかけたくないと考えるご夫婦も多いと思います。
地味婚や家族葬みたいなのも主流になりつつありますよね?
お金をかけるよりも気持ちのある人だけで大事な家族を送り出したいと考える人は多いと思います。
家族のためと思って必死に働いて何十年ものローンを組んでマイホームを手に入れたはいいものの、あっという間に子供は成人して家を離れ、社畜同然で働き詰めだったツケが老後に回ってきて、気づいた時には熟年離婚。財産分与で残ったのは家のローンだけ。なんてことも現実にある話なんですよね〜💧
自分たちにとって何が幸せで何が必要なのかをもう一度考えて、ご夫婦、ご家族で考えるにはちょうどいいキッカケになる映画だと思います。
あまり2人で出かけたりしないよってご夫婦なら、たまにはこんな映画を観にお出かけするのもいいのではないでしょうか?
私みたいなシングルならお友達と観に行くのもいいですし、お一人でも楽しめると思いますよ✨
原作は小説です
こちら、原作は2015年に発刊された同名の小説で、同じく大ヒットしております。
著者は垣谷美雨さんです。
映画化されると知って読んでみた方も、映画を観てから読まれた方もいらっしゃると思いますが、どちらだとしてもそれぞれ楽しめると思います。
そのほか、老後の資金がありません!以外にも、
などなど、私たち世代に刺さりそうな内容のものをたくさん書かれていました。
私もチェックしてみたいと思います✨
よぴっとオススメの
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(オートファジーの必需品!)
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